こんにちは。

みなさん、「特攻の拓」を知っていますか?
今もなお、カルト的な人気を誇るヤンキー漫画・・・
いや、
違うな・・・
たしかに、一見、不良や暴走族の世界を描いているヤンキー漫画に見えますが、
しかし、実は、
「人生の生き様」を激しく、
時に切なく、
時に哲学的要素を含みながら描かれている、
ヤンキー漫画の皮を被った
人生哲学青春群像劇
なんです。
ただの不良モノと侮るなかれ。
これは、人生の教科書だ。
軽く、物語を説明すると、

ヘナチョコな高校生、主人公・浅川拓は、ひょんなことからヤンキー&暴走族の世界に足を踏み入れ、そして気づけば、めちゃくちゃ強いヤンキーたちとつるむことに。根が優しい拓は人の心を動かす才能だけでなく、バイク乗りの才能があり、徐々に開花していく。
みたいな話(超ざっくり説明)。
あっ、重要なこと伝え忘れました。

「特攻」は「ぶっこみ」って読みます。
はい。

主人公の拓ちゃん、本当に良い子で最高なんだ。
で、先日、
久々に実家に帰った際に、読み返したのですが、面白すぎて、2時間で一気に読んでしまた。

若者たちのやるせない想い、刹那な感情がグッときて何度も胸が締め付けられる・・・
マー坊くんの
「カッコイイ死なんて、ぜったい ぜったいに在るわけ無いんだ・・・」
という台詞にいつも号泣してしまいます。
本当に名言、多いんですよ。

この日、全巻読んで、
物語の良さを再確認すると同時に
昔からずっと気になっていた、
「ある疑問点」
に改めて、気づいてしまいました。


おわかりですか?

「・・・だが・・“リューヤ”も“強ェー”!
あいつの“タフ”さは
それこそ“怪物”並みだ・・・・」

「“わかっ”てんのかよ!?
あぁッ?
“わかっ”てんのかよォ!?」
そう。
セリフに、二重引用符が多い
んです。
二重引用符(” “)は、文章の中で他人の言葉や会話、強調したい語句を囲むときに使う記号。例:「彼は“明日は晴れると思う”と言った。」

これなんて、一つの吹き出しの中に、
4つも二重引用符が使われてますからね。
こんな使われてんの初めて見たわ。

人の名前は何故かわからんけど、必ず囲まれている。
毎回、強調されとる。
なので、人の名前を囲むのはこの作品において
もうデフォルトとして、
私が疑問なのは、

「"な"っ・・?」

「"ヤ"な予感・・!?」
など、
何故その部分を強調した??
っていう使い方が多い点です。
「"ヤな"予感・・!?」でもいいじゃん。
「な」も入れたってくれ、せっかくだから。

ついでに「ぼー」まで入れたってくれ。

「コイツ
俺の"拳"を"よけ"よーとも
しねーで"ケリ"に"きや"がった・・!?」
拳とケリ以外、どんな理由があって囲んだんや。

「俺も超えてみてーじゃん?
"スピードの向こー側"ってヤツをさ・・・・」
これは正しい!
これは良い使い方だ!
ここはそうだよね。

「“どー”よ?」
なんでだよ。
もうっ・・・
この漫画・・・

最高すぎますね。
もう最近では、姉との間で、
特攻の拓口調が流行っているため、

LINEがこんな感じです。
姉は使い方、結構上手いです。
私はまだまだ勉強中。
はい。
そして、
私が今ハマりにハマっているこの状況で・・・
なんと、
来月!!
「特攻の拓展」が池袋で開催されるらしく!!!
▼展覧会HP
“マジ”で“楽”しみすぎます!!!
絶対に絶対に“行”く!
“姉”と!
“皆”さんも、よろしければ、
“特攻の拓”を“読”んでみてくださいね。
“激”アツな作品なので!
みんなで “スピードの向こう側”ってやつを見に行きましょう。

1〜5巻までのカバー内側の作者

6巻以降のカバー内側の作者
これを見て、物語に説得力が増しました。
はい。
以上になります。
では、さよなら。