こんにちは。
『不思議の国のアリス』に多大なる影響を受け育ち、未だに白ウサギが自分の元に来ると信じてる栗まんじゅうです。
まだまだお待ちしておりますよ。穴に落ちる気満々ですよ?
私は昔から不思議の国のアリスのワケ分からない奇妙な雰囲気にものすごく惹かれておりまして(お茶会とか涙の池とか・・もうね、本当ツボ)。
なんでいきなりアリス好きを語り出したかというとね、先日姪っ子が誕生日に不思議の国のアリスの飛び出す絵本をもらったとの報告があり
めっちゃ羨ましい
と思ったからです(私にもくれや)。
姪っ子よりも私の方がアリスへの想いが強いという自信があるので、その証拠に私オススメ『不思議の国のアリス』の映像作品をこのブログで紹介しようと思います(??)。
先に言っておきますが愛溢れ過ぎて長いです。
では、行きます〜〜
①1999年 テレビ映画版
これ昔テレビで観たんですが、かなり印象に残ってます。ダーク要素が薄めのアリス。
人前で歌うことが苦手で歌を発表するはずのパーティー会場から逃げたアリスが、目の前を通りかかった白ウサギを追いかけて不思議の国へ迷い込み...という内容で、アリスの成長も描かれているから物語としても見やすい。
わりと原作に忠実なところも高ポイントだよ(特にビジュアル面ではお茶会メンバーが原作の挿絵にそっくりで感動)!
ただ一つ気になるのは、ウーピー・ゴールドバーグが何故かチェシャ猫役なとこですかね(もっと他に任せるべき役あっただろ)。
ウーピー、ニヤニヤすな
アリスが公爵夫人に「御宅の猫が笑ってるのはどうしてですか?」って聞いてたけど、私だったら「御宅の猫がウーピー・ゴールドバーグなのはどうしてですか?」って聞く。
②1985年 テレビ映画版
アリス後ろーー!って感じのパッケージ(志村後ろー!)
ミュージカル仕立てのアリス作品。
不思議の国と鏡の国のどちらも描かれてるから長いけど見応えありだよ(音楽が沢山あるからかダレることなく見れる)。全体的に雰囲気は明るいけど、ジャバウォックっていう恐怖の対象であるミニゴジラみたいな怪物がでてくるから小さい頃見たら若干トラウマになるかもね!
アリスちゃんはいつもニコニコしていてとっても可愛いよ。歌声もキュート!
私の一番好きなシーンは、アリスがクイーンになったときに今までの登場人物みんな出てきてテーブルの周りを歌って踊るシーンだよ(ここは歌も踊りも最高な超ミュージカル)。
ただ乾杯のときに「アリス女王の健康を祈って乾杯!」って言うんだけど、アリスちゃん以外はみんな結構なご高齢のキャスト陣だからどちらかと言えばお前らの健康を祈りたいよ、って思ったよ。
「アリス女王のこれからの成長を祈って」とかが良かったんじゃないかな。
白と赤のクイーンのビジュアルがめっちゃ好き。
白ウサギ全然可愛くないよ。追いたくないよ。
チェシャ猫はただの猫耳付けたおっさんだよ。嫌いじゃないよ。
③1998年 短編映画 Alice
ヤン・シュヴァンクマイエル監督の短編映画
ヤン・シュヴァンクマイエル監督という時点でお察しって感じですが、見ての通り
トラウマしかないアリスだよ。
逆によくそんな発想が浮かぶよなってくらいダーク要素が強い。例えるならば、風邪引いたときに見た悪夢を映像で再現してるって感じ(あれって説明しようにも上手くできないじゃないですか。それを映像で上手く説明してるみたいな)。
カビじゃなくて釘が生えたパンとか
缶詰めの中にオイル漬けの鍵が入ってたりとか。
よくそんなアイディアが浮かぶな!?って何度も思わされる。その発想力に脱帽。
怖いんだけど目が釘付けになってしまう不思議な魅力があります。しかも意外と原作に忠実に作られているのもいいなと。ルールは守りつつ、オリジナリティー全開で作っている感じがすごく好き!
あと、アリスちゃん(超美少女)はクッキーやら飲み物などを躊躇なく食べたり舐めたりするんですが、それによって気に入らない変化が起きると
めちゃめちゃ壁にそれをぶつけるよ。
アリスちゃんが食べ物などのいろんな物を壁にぶん投げる回数を数えても楽しめるよ。
白ウサギ全然可愛くないよ。追いたくないよ。
そんな感じです。
実はまだまだ語りたいアリス作品はたくさんあるのですが、とりあえず一番好きな3作品をご紹介しました。
是非、紹介した3作品をチェケラして、白ウサギが来たときのために備えましょう。
さようなら。