こんにちは。
謎に続きものです。
上記の続きとなります。
少し長いかも。
ーーいざ、初・婚活パーリーへ
会場に着くと席の番号とプロフィールカードを渡されました(電車が遅れたので時間ギリギリになり新宿の街をものすごく走ったから、めっちゃ必死に来た人みたいになりました)。
ちなみに席の周りにはいい感じに仕切りがあって他の人がうま〜く見えないようになっているので、女性はどんな人が来ていたのか最後に帰る時まで分からなかったす。
周りと自分を比べて凹む心配がなくて良かった。
自分の席につき、カードに自分の名前や年齢、職業、趣味などを書いていきます。
趣味に見栄張って「料理」って書こうと思いましたが、こんな無駄な嘘はノンノンとなり、ちゃんと「映画鑑賞」と書きました。
しかし、このカードを書いた後、
とてつもなく来たことを後悔しました。
何故なら、これから知らん人、しかも知らんメンズたちとお互いを品定めし、初対面なのにさまざまな会話をしなければならないことにすでに疲労を感じたからです。
帰りたい、、帰って「IT」の小説の続きを読みたい(クソクソ野郎)。
でも、ここで帰る選択をしたら確実に浮くし、何と言っても主催してる方々に失礼なんで耐えました(もうお前一生来るな)。
すぐにネガティヴに考えるのは私の悪いところ。
むしろ、、この場を楽しまなければ。
いろんな人と会話して楽しい!!って思い込めば脳が勘違いして楽しい!ってなって最終的にハッピーになれるはず(??)
と、よくわからない理論により前向きになったところで、謎のBGMと共に婚活パーティーがスタート。
男性が一人一人、各ブースに回って来て3分くらい会話して、時間が来たらまた次の所に移動するという仕組みでした。
大体7人くらいのメンズと話をしたんですが、やべえ人が1人くらいいるかと思いきや、意外と皆さん清潔感のあるまともな方々で普通にいい人ばかりでした。
こんなまともじゃないやつの相手をさせて申し訳ないほどに。
そんなメンズたちとの会話ですが、私は持病である「自分のことを話すのが恥ずかしい病」の発作が起きてしまったため、完全に終始
司会者になってしまいました。
これは初対面の人に自分のことを話したくないがために相手に質問をしまくるという謎行為です。
きっと私の席に来たメンズたちは「サワコの朝」「徹子の部屋」にゲストで来たのか?という気持ちになったと思います。
新潟出身の方に対して
「新潟出身なんですね。新潟は日本酒が有名ですよね。なにかおすすめはありますか?あまり知られてないけどこれってものはあるんですか? 新潟に来たら絶対に行った方がいいお店はありますか?」
日本食料理屋経営の方に対して
「どのようなお店なんですか?やっぱり昔から料理をするのが好きだったんですか? 何故独立を決意されたんですか? 飲食店を経営にあたって楽しいことや大変なことはありますか?」
などなど
相手にひたすら質問をし、喋ってもらうスタイルを続けてしまいました。
なので、席移動の5秒前くらいに相手の方が
「映画鑑賞が趣味なんですね!!おすすめはありますか!!?」
と、めっちゃ急ぎ足で聞いてくれ
「『IT』です!!!是非見てください!!」
という謎の宣伝を4人くらいにしました。
あと、男性の去り際になんて言っていいか分からず「ありがとうございました」「さようなら」だと面接みたいで堅いかなと考えた結果
「では道中お気をつけて!」
と、クソクソなことを全員に言ってしまったことを深く反省してます。
こういう迷いすぎでわけわからないこと言っちゃうとこなおしていきたい。
あと、プロフィールカードに「自分の性格」や「好みのタイプ」などを書くところがあったのですが、自分の性格はネガティヴだけどそれを書いたらまずいことは分かるし、かと言って明るいと嘘はつけない。
好みのタイプも正直よく分からない。
強いて言えばウィルスミスか天沢聖司だけどそれを書いたらまずいことも分かる(統一感もない)。
と、悩んだ結果、どちらにも「分からない」と書いておいたんですが、1人の男性に
「どちらも分からないって書いてるんですね(笑)」
と突っ込まれてしまい、なんで返すか迷った結果
「まだ自分のことを決め付けたくなくて」
とかいう、ちょっとカッコつけたクソクソな返事をしてしまったのでもうこれは死にたい。
そんなアホなことばかりしている中で、あっという間に全員との会話を終了させました。
結果をいいますと
特に何もなかったです。
反省点がたくさんあることは重々承知しております。そして自分がいかにモテないかも。
とくに収穫はなかったのですが、なんか知らないけど行って良かったです。普通に楽しかった。
最終的に司会者になりましたが、意外と自分、異性と会話できてる!ということにも驚いたし、自分を偽ることなく肩の力を抜きながら話すことができたのでそれだけでも私にとってはかなりの収穫でした。
あと、『IT』の宣伝がたくさんできて良かったなと思います。
ほぼ『IT』のことしか話してないので、婚活パーティーの主催の方に
「IT宣伝会社の回し者か?」
って思われてたらどうしようかと帰り道ちょっと不安になりました。
おれぁ今はおめーのことで頭がいっぱいみてーだ。
でも、とても貴重な経験になりました。
今度参加するとしたらまとめサイトとかの「婚活必勝テク」みたいなのを見て参加しようと思います。
では私はこれから小説の『IT』を読みます。
さようなら。