「OLアクション」なんてジャンル、この映画以外で無いけどね。
本当は去年映画館で見たかったんだけど、残念ながら予定が合わなくて見れなかった『地獄の花園』。
今、三連休だから、アマプラでレンタルして見たんですが、
とてつもなく面白い。
です。
最近見た映画の中で一番面白いかも。
今年入って一番笑った。
引くほど笑った。
見たらOLの価値観が変わる。
OLって何だっけ?ってなる。
「こいつらはOL」って時々思い出さないと、見失いそうになる。
ちなみにカタギじゃないOL以外の人は全員普通です。
社内での派閥争い、
拳と拳のぶつかり合い、
他社のOLとの乱闘。
「OLの世界は力が全て」
by 映画内での台詞より
とにかく喧嘩っ早いOLたち。
ですが、
喧嘩後、ボロボロの傷だらけになりながらも、オフィスで電話対応やコピー、会議の準備、備品の発注などの業務を淡々とこなすOLたちのオンオフの使い分けに思わず涙。
突如、社内で始まる殴り合い。
カタギのOLとして生活する直子(永野芽郁)と中途採用で入ってきたカリスマヤンキーOL・蘭(広瀬アリス)のOLらしい日常的な会話と、突如始まる他社OLとの殴り合い。
このギャップが堪りません。
広瀬アリスのカリスマヤンキーOLっぷりがかっこよすぎる(カリスマヤンキーOLって何)。
そもそもカタギのOLって何だよ。
カタギじゃないOLがいるかよ、
という疑問はこの映画を見たらなくなることでしょう。
だって刑務所入りしたOLが出てくるもん。
刑期終えたからって普通に帰ってくんな。
森三中の大島が演じる「帰宅途中に他社OLとの乱闘により傷害罪で刑務所に入ってたOL」。会社もそんな奴を受け入れんな。
「OLたちが贈るヤンキー漫画鉄板ストーリー」
という、設定からまずインパクト大な本作。
でも、奇抜な設定だけに頼ると最初の辺りで飽きてしまいそうですが、この映画のすごいところは、
最初から最後までそのテンションで突き進むのに全く飽きない。
ってとこ。
むしろどんどん面白くなっていく。
定番に見えて定番ではない奇抜なストーリー、アクションと日常パートのちょうど良い割合、全体的なテンポ良さ、役者陣の演技の良さ(全員コメディが上手すぎる)、
などがこの映画の勝因なのかなと思います。
あと、
男性がOL役をしているという思い切りの良さも最高でした。
総務部のOL役、遠藤憲一さん、最高すぎた。
あと、脚がめちゃ美脚だった。
はい。
あ、あと
敵OLからの
「お前何者だよ?」
の問いに対し、
「OLだよ」
と返すOLたちの姿がかっこよすぎて、
OLって超かっけ〜〜〜〜〜〜〜
と痺れました。
OLになりたいです。
OLになりたくなる映画です。
てか、
強くなりたくなる映画、です。
OLの映画でそんな感情になるなんて思ってもなかったな。
はい。
とにかく面白いんでご興味があったら是非見てみてください。
では、私はこれから腕立てをします。
さようなら。