こんにちは。
この間、映画『架空OL日記』を見てきました。
なんならもうこのポスターで面白いよね。バカリズム、女子更衣室に溶け込むな。
本作はバカリズムがOLに成り切ったブログが原作となっていて。
私はそのブログが大好き過ぎてブログがまとめられた文庫本を持っているのですが、もうね、何度電車内で何度声に出して笑ってしまったか、、
(もう電車で読むな)。
とにかく天才ですよ、バカリズムは。
OL成りすまし天才おじさんですよ。
多分彼の前世はOL。
守護霊もOL。
スタンドもOL。
そんな「おっさんがOLに成りすましたブログが原作」という正気の沙汰ではない今作ですが、こんなに波風が立たない内容なのに100分も見られる映画ってあるんだな、と感動しました。
銀行勤めのOLたちの生活をダラダラと見るだけなのになぜこんな面白いのか。
まず、冒頭のOLであるバカリズムが朝起きるシーンで、彼(彼女?)の部屋に
さりげなくジェラピケっぽいフワモコなパーカーが掛けてあるのを目にした瞬間
この映画、最高に面白い、、。
と確信しました。
あと、やっぱり今作の一番の狂気はバカリズムが何故かOL役をやっていることだと思いますが、
彼(彼女?)の私服が如何にも女子!OL!って感じの服装じゃなくて、割と世にいる女子の服装をさらっと着ているのが何かリアルだなと。
ボーダーのワンピースにパーカーとジャケットを合わせるという何気におしゃれコーデ。
口調もわざと声を高くするとかではなく、そのまんまの低い声で話してるんですよ。
その自然な感じがすごい良かった。
見た目を女子に寄せることに重点を置いてない、無理していない感じが逆に溶け込んでいるように感じました。
ただ、やはり男性と並ばれると「何を見せられてるんだ?」という気持ちになりました。当然のような顔でスカート履くな。
OLたちの更衣室や化粧室での会話があるあるだけど妙にギャグセンが高くて最高。
あと、OLたちは常にムカつく上司の愚痴を言っているんですが、私的に一番ウケたのが
朝礼の時に立つ位置は何となく毎回みんな決まっているはずなのに、ムカつく上司が今日は何故か違う位置にいたとき
別にいいんだけど、
場所に決まりはないからいいんだけど、
そんなの本人の自由だから全く悪いことではないんだけど、、、
なんかイラっとした。
っていうのに、めっちゃ笑いました。
よく分からないけどなんか分かる。
こういう、どうでもいいことなんだけど分かる〜〜〜〜となる小ネタが目白押しなんで、100分と言わず、ずっと見てられるような作品でした。
そういう映画ってなかなかないから良いよね。
でも、最後は謎に切なさがあり、クゥ〜〜〜〜〜〜ってなったりもして(最高にバカっぽい感想)。
なかなかニクい作品だなと思います。
もうそろそろ終わってしまうと思うんでまだの方は是非見て欲しいです。
では、最後に私が最近やったOLっぽいことを
薬膳&米粉カフェに行って、こんなにおしゃれで美味しいランチをしてきました。
体に良い上に美味しいなんて最高ですよね。
一緒に行った友人と「私たちOLっぽいよね」と盛んに言い合いながら食べました。
その後、店を変えて
6種類のビールとおつまみが楽しめる店へ行きました。
OLを諦めろ。
さようなら。