今日、仕事帰り、
近所の顔見知りのお婆ちゃんが外で水やりをしていたので、
「こんばんは〜〜」
って挨拶したら、
おばあさん「あら、こんばんは〜〜〜
おかえりなさい〜」
って言ってくれました。
これに対し私は、
「あっ、えへへへ〜〜〜〜」
と、ニヤニヤ、ペコペコしながら立ち去ってしまいました。
キモすぎ。
何でだよ・・・
何でそんなに無茶振りに弱いんだよ・・・自分・・・
(全然無茶振りでない。それを無茶振りと言わない)
お笑い芸人みたいに瞬時に対応できるようになりたい。
お笑いの人本当にすごい。
しかし、まあ、無茶振りじゃなかったとしても、この
”ご近所さんからの「おかえりなさい」に対する返答”
はかなり難しい、と前々から思っていました。
「おかえりなさい」に対して「ただいま」が普通だけど、
身内でも何でもないご近所さんに対して「ただいま〜〜」は確実に違う。
小学生ならありかもしれんが、大人なのでね。
もし自分が言われたとしたら「こいついきなり距離感近くなったな、、」って思うもん。
フランクすぎる。
でも、だい〜〜〜ぶ昔に、
じゃあ、ただいまを丁寧な感じで言えば良くない?
って思い、
「ただいまで〜〜〜す」
って言ったことがあるんですが、
後々、後悔と恥ずかしさが襲ってきて、そこら辺に穴を掘って入りそうになったんで、絶対に言わないほうがいいです。
なんか馬鹿っぽいし、ふざけている感じもする。
じゃあ何といえば良かったんだ、とさっきお風呂で真剣に考えました。
ご近所さん「こんばんは。おかえりなさい〜」
・もどりました〜〜(バイト休憩あがり?)
・お疲れ様です〜〜(バイトシフト上がり?)
・ありがとうございます〜〜(?)
・は〜〜〜〜い(?)
・(もう一回)こんばんは〜〜〜(と言ってみる)
だめだ、考えれば考えるほどおかしいことになる。
この中のどれかを言ったとしたら、その後、玄関で
「あ〜〜〜〜〜殺してくれ〜〜〜〜」
と叫びながら靴も脱がずにうずくまって2分間フリーズする自分が見える。
わからん、わからないよ・・・
何が正解なのだろうか・・・
と頭を悩ませていたのですが(暇なのか?)、
急にふとあることを思い出しました、
私の大好きなジブリ作品「耳をすませば」の主人公・月島雫の父親(以下、雫父)が、仕事から帰ってきて団地の階段を上がっているときに、ご近所さんから「お帰りなさい」って言われていたことを。
(めちゃくちゃどうでもいいシーンです)
なぜかその場面はすごく覚えてた。
すごく普通の日常っぽいシーンでいいな〜と思ったから。
でもそれに対して雫父はなんて言ってたっけ〜?
と、そこだけどうしても思い出せなかったので、気になってしまい、実際に「耳をすませば」を見てみました。
結果
雫父、
何も言ってませんでした。
雫父「あっ、こんばんは」
ご近所さん「おかえりなさい」
雫父、道を譲る
ご近所さん「すみませんね」
これだけでした。
それだけ・・・
そうか、、でも、それでいいのね・・・
いや、良く考えたら、それでいいんだ・・!
最初にすでに「こんばんは」って挨拶しているんだから、もういいんじゃん!
「おかえりなさい」に対しての返答なんて要らないんじゃん。
てか、仮に自分が近所の人に「お帰りなさい〜」って言ったとして、それに対する返答なんて別に無くていいわ。
勿論、先に自分から「こんばんは」って挨拶をしているのが前提だけどね。
なるほど・・・。
学ばせてもらいました、雫父・・・
「耳をすませば」は大切なことを沢山教えてくれる。
やっぱり最高の作品だぜ。
はい。
ということで、「おかえりなさい」に対する回答は、
何も要らない
でした。
でも、どうしても何かアクションを入れたい場合は、
パターン1
自分「こんばんは〜」
ご近所さん「こんばんは〜、お帰りなさい〜」
自分「(ニッコリ)」
パターン2
自分「こんばんは〜」
ご近所さん「こんばんは〜、お帰りなさい〜」
自分「(軽くペコリ)」
くらいに留めておくのがいいんじゃないかと思います。
間違っても、
「えへへへ〜〜〜」と言いながらニヤニヤペコペコして足早に歩いていく
なんてことはしないでください。
シンプルにキモいので。
はい。
無駄に色々考えて疲れたので、少し早いけどもう寝ます。
おやすみなさい〜〜(返答不要)。