最近、色々ホラー映画を見たので感想を書いてみます。
『コンジアム』
STORY
世界7大心霊スポットに選出された実在する廃墟精神病院に足を踏み入れた若者たちが恐怖に飲み込まれていく様子をライブ配信する。
ホラーの常識「ふざけた気持ちで心霊スポットに行ったら死ぬぞ」の良い例。
モキュメンタリー映画なのでカメラ回しがリアルだったり、登場人物の表情が鬼気迫る感じで良かった。でも、途中からじわじわ恐怖感がなくなり、一気に普通のホラー映画っぽい演出になってしまったのが少し残念。
この映画の世界に入ったら一刻も早く黒目憑依状態になって正気を失いたいと思った。あと、リーダー役の人見たことあるなと思ったら「イカゲーム」に出てた人だった。好きな顔。
『フォーエバー・パージ』
STORY
1日だけ全ての犯罪が合法となる「パージ法」が存在するアメリカで、パージの日を生き延びようとする市民たちの姿を描いた大ヒット映画の最新作。過酷なパージの日をやり過ごして普段の日常に戻ろうとする人々、しかし過激な人種差別主義者たちによってパージ法のタイムリミットが破られ、終わりのない無限パージに突入してしまい・・・。
「なんか怖いお面」も売りの一つだった「パージ」が、もうお面とか関係なしの超大作にまでなったな・・と親のように感慨深い気持ちになった。ストーリーも演出も文句なしに面白い。ずっと同じテーマなのに毎回ちゃんと面白いものを作れるのすごいよね。無法地帯となった世界の恐怖と絶望に終始ハラハラする。マジで最後まで安心できないので、鑑賞後はものすごく疲れて夜10時に寝た。
『黄龍の村』
STORY
キャンプへ向かう大学生8人。途中、車がパンクしてしまい、龍切村という謎の村に辿り着く。村の住人に助けてもらった8人は家に泊めてもらうことに。次の日、銃を持った村人たちが現れ、「村の風習だから」と仲間の一人が殺されてしまう・・・。
かなり好きな映画だった。『カメラを止めるな』の感覚に近い、良い意味での裏切りが最高。ホラーあるあるの軽いノリの若者たちが悲惨な目にあっていくだけの映画だと思っているとまんまと騙される、いや逆に最初は騙されて見た方がいいかも。始まりの軽いノリから一転、中盤以降の疾走感がたまらない。短くて見やすいので超おすすめ。村の風習が学校の校則みたいなめっちゃ軽いノリで語られていてウケる。
『ラ・ヨローナ〜泣く女〜』
STORY
1970年代のロサンゼルス。子供たちを狙う伝説の女の呪いがあるシングルマザーに降り掛かる。悪霊の執ようで残酷な恐怖から一家は逃げ延びることができるのか。
ホラー界の『アベンジャーズ』と名高い『死霊館』からのスピンオフ作品。何も悪くない登場人物たちが理不尽に嫌な目に遭っていてとにかく可哀想。あとどうでもいいけどヨローナの襲い方がほぼ「ジョジョの奇妙な冒険」4部のアクア・ネックレスなのがなんか良かった。悪霊を祓う儀式の間は怖いし暇かもしれないけど、強い心を持ってちゃんと大人しくしておこうという気持ちになった。
はい。
以上です。
よろしければ是非見てくださいね。
さようなら。