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栗まんじゅうの日記

ただのしょうもない日常を綴っていきます

雨の日に猫を助けるとかいう漫画みたいなことしたよ。

こんちわ(若者風に)

タイトルの通りです。

 

この間、仕事帰りにバス停まで歩いてたら、

どこからか

『ニャーーーン、ニャーーーン、ニャーーーン』

というか細い声が聞こえてきたんですね。

 

それがあまりに“THE 猫の鳴き声”だったので、最初私は

『誰かの着信音だろうな』

と思ってました。

 

猫の鳴き声を着信音にするなんて相当な猫好き野郎がいるもんだぜ、と思いつつ歩いていたんですが、周りに人がいないこと、そして鳴き声がどうもリアルな感じだったため

『あれれ??』

となり、辺りを見回してみました。

 

すると、、

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『猫おるーーー!!!!』

 

なんということでしょう。

まさかの側溝に入り込み閉じ込められた猫発見。

暗くて見えにくいけど雨と中の水のせいで身体がビッショビショになっているのだけは分かりました。

 

どうしよう、どうしよう

 

猫が閉じ込めらていたところは一人じゃ持ち上がらないような頑丈な鉄の側溝蓋の下であったこと

私自身、動物が苦手なため近付くのが怖いというのがあり

正直、自分じゃ助けられないかも、、と色々考えました。

 

しかし

 

もしこれが逆の立場だったら、、

もしこんな激しい雨の日に自分があそこに閉じ込めらたら、、(どんな状況でそうなる?)

そんなの耐えられない。

しかもあんなか細い声で助けを求めている猫を置いて行くなんて、、

絶対に後悔する!!!

そうだ!!なんのために私は外国に行ったんだ!!

少しでも自信を持つためと猫を助けるためだろうがっっ!(違うよ)

 

そんな葛藤の中で覚悟を決め

傘を投げ捨てた私。

 

腕まくりをして思いっきり鉄の側溝蓋を掴み持ち上げようとしましたが

 

私『上がらねえ!!めっさ重え!! ごめん、無理かも(猫に向かって)』

 

側溝蓋が超フィットしている上に重く、持ち上がりそうにありません。

 

しょうがなく周りに協力してくれる人を探しましたがこんな時に限って人全然いねえ。

 

どうしようか思案しつつ、切なそうに泣き続ける猫に目を向けると、一瞬、猫の目がキラリと光りました。

 

そのとき、何故か私は

『あっ、、これペニーワイズかもしれない』

と思いました。

 

雨の日+側溝+キラリと光る怪しい目

 

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あっ、やばいこれ絶対ペニーワイズだ。

猫の姿になって私を騙そうとしてるんだ!

人の善意につけ込みやがってチクショーー!

 

と、本気で思いました。

今思うと少し疲れてたのかもしれません(思考が狂ってる)。

 

一瞬、本気でビビりましたが

ペニーワイズに弱い心を見せるとさらにつけ込まれるので

『ペニーワイズでも何でもいい!!俺はやるぞ!!!』

 

と、謎に気合いを入れた私は再度側溝蓋に手をかけました。

 

よくよく見ると側溝蓋の両脇あたりに土が固まっており、それにより下の地面と超フィットしてしまい持ち上がらないようになっている様子。

 

ということで、蓋の両端の土をせっせと掻き出すことに。

 

大雨の日に側溝蓋の土を掻き出す女。

はたから見たらかなりやばいやつですね。

 

5分ほど経過。

いい感じに掻き出せたところで蓋を掴むと、さっきはビクともしなかった蓋が少し持ちがるようになりました。

 

これは勢い良く持ち上げればなんとかいけそう。

 

いよいよ、一匹のCATを救うことができるぜ。

でも、助けたことで懐かれたらどうしよう。

飼わなきゃいけないのかな。

私も家族も動物苦手だからそれは難しいな、、

と、色々また考えましたが(常にいろんなこと考えてるよ)

とりあえず、どうするかは助けてからや!

と、鉄の蓋を勢い良く持ち上げました。

 

『うおおおら!!!どうだこの野郎!!』

 

勢いつけすぎて蓋がひっくり返りました。

自分意外と力がある。

 

なんやかんや無事に蓋をあけることに成功!

やったね。

 

中にいる猫を見ると怖がっているのか警戒しているのか側溝の端っこでビクビクしていました。

(一瞬、猫が消えたかと思い、やっぱりペニーワイズの仕業だったのか、、とマジでビビった)

 

あまりにビビりすぎて全く外に出ようとしない猫。

 

私は『全く、、しょうがねえな』と微笑みながら猫にそっと手を差し伸べました。

 その瞬間、

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私の脇を目にも留まらぬほどのスピードで通り抜け。

そのままいなくなりました。

 

 

なんや、なんやってね。

 

いや、別にいいんだけどさ。

CATだからしょうがないんだけどさ。

 

でも、、せめて、ペコリくらいは欲しかったな

(CATはペコリしないよ)

 

 

まあ、飼うか飼わないかで悩む心配がなくなって良かったかなとは思いますけどね。

あと助けたことでかなり自分自身満足感が高かったので良かったです。

 

よく少女漫画とかで硬派な不良が雨の日に捨て猫を拾ったり、助けたりするじゃないですか

(『天使なんかじゃない』とかさ)。

まさか自分がそれをやる立場になるとは、という感じでした。

 

でも、私は硬派な不良じゃないので、良いことをしたらこうしてブログに綴ったり、いろんな人に言ってどんどん自分の優しいところをアピールしていく所存でございます。

 

 

あと、助けたCATへ。

猫の恩返し待ってるよ。

(ガンガンに見返りを求めるタイプだよ)

 

 

さようなら。