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栗まんじゅうの日記

ただのしょうもない日常を綴っていきます

メルボルン鳥事情

皆さんメルボルンと言えば何を思い浮かべますか?

そう、・・・鳥、ですよね(少数派〜〜)

 

メルボルンに来たことがある方はご存知だと思うんですが、この街めっちゃ鳥います。えげつないほど。しかも鳴き声がなんか凄まじいんですよ。

 

「クウァークウァー」とかじゃなくて

 

「グギャーー!!グァーーーグ!!!グギャーー!!!」みたいな(しかも声デカい)

 

メルボルンに来た初日、鳥の鳴き声聞いて、もしかして今日で世界が滅亡する?って思いましたもん。(世界の滅亡にいち早く気付いた鳥たちの悲痛な叫びみたいな)

 

しかも人馴れしてるから全然逃げない。鞄から何かを出すたび「お?なんや??食べもの出すんか?」みたいな感じでめちゃくちゃ寄ってきますからね。

 

そう、なんでいきなりこんな話をするかと言いますと、今日帰りに入ったハングリージャックス(ハングリージャックスのポテト美味しい〜〜)で席に座っていた私の足元に5匹くらいのスズメが集まってきたのを見て、「私もだいぶ鳥に慣れてきたもんだな」となんだか感慨深い気持ちになったからです。

 

実は私は日本にいたときから鳥が大の苦手でして、友人からも引かれるほど鳥に対して拒否反応を示していたんですが、このメルボルンへ来てからというもの鳥が嫌いとか言ってられなくなりました。むしろ鳥と共存しなければ生きていけねえぞという感じ。

 

今となっては道の先に鳥がいようがコースを変えずにそのまま真っ直ぐ歩くまでに成長した私ですが(したのか?)、実はいろいろあったんですよ。鳥とね。

そう・・

鳥が3回頭に激突するとかね

 

 

忘れもしない1回目。心地の良い朝、コーヒー片手にシティーまで歩いていたとき、上機嫌な私の後頭部に勢いよく何かが突進。

 

(何だろ??ボールかな?!でも周りに人いないし、ここら辺鳥の鳴き声しか聞こえないし。・・・えっ??まさか・・えっ・・・・・!?)

この後、泣きながら日本にいる姉に電話をかける。

 

 

2回目、この日も気持ち良い天気なのでシティーまで上機嫌で散歩。しかし前回トラウマにより、前とは違うルートをチョイス。地元の人たちも散歩するところだったので余裕かと思いきや

 

何か「ボフッ!!」

 

私「!?!?」

 

この後頭部に当たった“何か”の感触を私は知ってる。痛みはないが勢いがあり弾力があり柔らかい。この正体は・・・

 

正体「ガスッ!ガスッ!」(また2、3回立て続けに後頭部に当たる音)

 

私「ひっ・・・」(恐怖で全速力で走る)

 

号泣しながら日本にいる姉に電話をする(出なかったからまた泣く)

 

 

3回目は2回目から2ヶ月経った頃。殆どシティーと言っていいくらいの場所だったので完全に油断していました。めちゃくちゃ勢いのついた鳥が後頭部にスコーン!!

 

全く痛くなく驚きとショックしかないんですが、周りに人がたくさんいたという点では3回目が一番ダメージでした。(あんなに周りに人いたのに私だけに当たるの逆に凄くない?)

もちろん姉に電話しました(忙しいのか出なかったけど)

 

という感じで、何故か一番苦手な鳥とメルボルンにて沢山関わっている私ですが、何でこんな目に合うのか真剣に考えた結果 

リスペクトが足りないなということに気づきました。

 

苦手といえど、メルボルンでは私より遥かに先輩。なのに見るたび「勘弁してくれ〜〜」「日本の鳥はまだ控えめなのに・・」とか暴言吐き続け、挙句の果てにはメルボルンという街に対しても「寒すぎる!!オーストラリアの一部である自覚を持て」「タイ料理が美味しい!」とか言う始末。

もしかしたら鳥からの制裁だったのかもしれません。これ以来、メルボルンの鳥に対して敬意を払っていたら突撃されなくなりましたからね。

 

やはりどこの場所に行ってもその場所に対して敬意を払うことは大事なんだなと思いました。そう、たとえ苦手なものに対しても、ね?

 

なんか私の鳥への恐怖を綴るはずが良い話っぽくまとまったので(そうでもない)ここらへんで失礼します。

 

あと、同じく鳥嫌いの友人に、ヒッチコック監督の映画『鳥』を薦められましたが絶対見ないとおもいます。